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―綿を育てて 紡いでいます―

【地機布16】織り終わって計測して

🍁ほぼ動画のナレーションを再構成した記事です

しばらく間が空きましたが、茶綿をまだ紡いでいます。 先日ショート動画にも載せましたが、地機布16がようやく織り上がりました。


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織りはじめの頃にもショート動画をあげていました。


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織始めたのが2024年の春だったので、約2年かけてのんびり進めたことになりますね…。

機からおろしたあとに計測を忘れてしまい、糊落とし・すすぎ・乾燥・アイロンのあとであらためて測りました。

 

 

緯糸↓ 長さ (cm)
(cm)
重さ
(g)
g/m²
1㎡辺りの重さ
緯糸の
平均番手
 
グレー 370 48 157.5 89 45.6  
275 48 119 90 43.5  
325 48.5 176 112 20 番手不正確
いろいろ 128 49 61.5 98  
白緑 168 48 84.6 105 30 番手不正確

(※平均)
1266 ※48 598.6 ※98.5 36 ←経糸の
平均番手

 

 

・織始めはちゃんと記録してるけどそのうち雑になる💦

・グレーは4m織った→糊落とし後3.7m 経の縮率7.5%?

・緯糸の太さによって幅が結構変わるから番手の差のある緯糸で続けて織る場合注意

 

色がいまいち表現できてない&お粗末な織り目を見せない為の💦粗い画像です

 

この薄くて軽い布で、夏の部屋着を作る予定ですが、こちらものんびり進みそうです😅

今回もせっかくの布を無駄にしないように…どうしようかな。


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足踏み式の紡ぎ車にある引き込み力の変化についての動画


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足踏み式の紡ぎ車で紡いでいると、ボビンに糸が溜まるにつれて引き込みが弱くなってきませんか?今回はその理由と、対策としての巻き方をまとめました。

引き込む力

 

フライヤーとボビンのわずかな回転速度差が引き込み力の正体らしいです。私のアシュフォードのトラベラー・シングルドライブではブレーキバンドでこの差を作っています。

なぜボビンの糸が増えると引き込み力は弱くなるのか?

いろいろ調べましたが、はっきりした答えはわかりませんでした💦

紡ぎ車の引き込み力について

このなかのどれか一つの理由か、又はこれらが複合的に起きている?のかもしれません。

短繊維用のボビンの芯が太めなのも何か意味があると思ったんですけどねー?

 

左)羊毛用ボビン 右)レースフライヤー用ボビン(短繊維用)

シングルドライブだけでなく、ダブルドライブでも多少変化はあるそう。でもシングルドライブより安定してるとか?…そもそも綿よりずっと長い繊維の羊毛紡ぎで、しかも細く紡がない場合は、そんなに気にならないことなのかも?💦

対策:できるだけ平らに巻く

  • こまめにフックをずらして山谷を作らない
  • フックを変えるタイミング→山になってきたら、またはスネイルがたまり始めたら

これでブレーキ調整の回数も減るし、撚りも比較的安定させることができると思います。

詳しくは動画をご覧ください。ご意見もお待ちしています!

地機布17の経糸紡ぎ・残り2綛だけど…暑くなる前には終わらないかも?

🍁動画のナレーションを再構成した記事です

 

前回の綛上げから少し間が空いてしまいましたが、また新しい綛にする茶綿を紡いでいます。 綛上げした糸は 21.4番手。目標が20番手なので、かなり良い仕上がりになったのではないかと思っています。

番手 長さcm 重さg  
20.1 3,400 1.0 ←目標
25.5 113,700 26.3  
15.3 55,300 21.3 地機布16の緯糸へ
26.0 105,600 24.0  
24.6 104,400 25.1  
21.0 87,000 24.5  
16.6 70,100 25.0 地機布16の緯糸へ
16.2 67,100 24.5 地機布16の緯糸へ
21.9 90,000 24.3  
21.4 90,400 24.9  

 

地機布7経糸用に紡いだ糸/6綛



いま紡いでいる分も含めて、残りはあと2綛(YouTubeでは3綛と言っていますが、間違いです。2綛でした)。 経糸分が揃ったら、暑くなる前にクヌギでグレーに染めて、糊付けして、整経して機にかけて、夏の間に織れるかな……という計画を考えていました。

ただもう6月。ズレこんで夏の暑い時期に、ぐつぐつ煮込むような、余計に暑くなるような作業をするのは避けたいところ。 無理に夏前に終わらせようとせずとも、のんびりやれればいいかなと思い始めています💦

すでにかなり暑い日が多いですし…そうしたら夏の間は緯糸の紡ぎをしようかな。


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よくある質問・この綿で何が作れるの?

イベントに出店していたころ、よく通りすがりの方に聞かれていた質問があります。「この綿で何が作れるの?」「どのくらいの糸になるの?」というものです。

一言では答えにくいこの質問、今回の動画は、実際に糸を紡いで測ってみせることで、答えがイメージしやすいかなと作ってみました。


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綿の実ひとつの繊維量は約0.7g

今回使った、状態のよい和綿の実ひとつだと、繊維量は約0.7~0.8g。ただし個体差が大きく、品種によっても異なります。繊維量や繊維の長さが倍以上違う品種もあります。

太さで長さはこれだけ変わる

同じ量の綿から、太めと細めの糸を紡いで長さを測りました。

  • 太めの糸:約64cm
  • 細めの糸:約869cm

同じ綿の実ひとつでも、紡ぎ方でこれだけ差が出ます。

各・綿の実ひとつ分の太い糸細い糸

では何が作れる?

細めに紡いだ糸であれば、ネックレスのような小さなアクセサリーが作れます。ブローチやスカーフ止めになるような小物なら、綿の実ふたつ分ほどあれば作れそうです。ハンカチ一枚となると、大きめの実が10個ほど必要です。

太い糸は、細い糸と撚り合わせて双糸にし、ブローチ風の編物などを作ると糸の風合いが生かせそうかな。

結局、答えは?

「綿の実いくつあれば何が作れますか?」という質問への答えは、取れた繊維の量と、糸の太さによる💦、というのが正直なところ。「大きめの実が10個あれば小さなハンカチくらい」というのがざっくりした目安でしょうか。

 

簡易手紡ぎキット(約10gの綿付)の参考作品例も動画内でご紹介しています。実際にどのくらいの作品が作れるかの参考になれば。

wataitoya.stores.jp

 

紡ぎ車のボビンの巻き方とテンションの変化

🍁動画のナレーションを再構成した記事です

前回は、ボビンを平均的に巻く理由のひとつとして「テンションの変化」を挙げました。 今回はその続きです。

紡ぎはじめに、引き込む力をちょうど良い強さに調整します。 ボビンの芯やそのすぐ上に巻いている間は、その状態が保たれますが、糸が上に巻かれて、徐々に径が大きくなるにつれて、芯からの距離が離れ、フックまでの距離が近くなり、引き込む力は少しずつ弱まっていきます

濃グレー/引き込み力が強い 薄いグレー/引き込み力が弱い

引き込みが弱くなると、糸が引かれずに巻かれなくなり、撚りだけが溜まってしまいます。 手でできる調整は「引き込みの力に対抗する」ことだけなので、引き込みがほとんどゼロになるとどうしようもありません。 つまり、糸紡ぎで最も大事な 「撚りと引きのバランス」 が崩れてしまうわけですね。

ボビンを平均的に巻くことで、このテンションの変化をできるだけ小さくし、できるだけ安定して紡げると感じています。

私は紡ぎ車のテンションつまみで、引き込む力を調整することが多いのですが、複数のフックに糸をかけ替えてテンションを変える方法もあるようです。

日本語の説明は見つからず、海外のサイトですが、、

spinoffmagazine.com

https://www.spinnyspinny.com/articles/bobbin.html

 


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足踏み式の紡ぎ車・ボビンの巻き方とテンションの話

前回は、ボビンの巻き方について少し触れましたが、今回もその続きです。 巻き方といっても特別なことではなく、紡いでいる人には当然のような話なのですが💦私が気をつけている点を残しておこうと思います。

まず、ボビンにはできるだけ“平均的に”糸が巻かれるようにしています。 ボビンの壁に近づきすぎないようにしつつ、大きな山や谷ができないように、壁の近くは少しなだらかに。 フックの位置もこまめに動かしながら巻いていきます。

これには二つ理由があります。

 

① 山谷が深いと崩れやすいから

想像したらすぐわかると思いますが、山と谷が大きくなると、糸が崩れやすくなりますよね💦。 一度崩れてしまうと、糸が前後に動いて絡んだり、思わぬトラブルに。綛上げの時や 紡いでいる最中にもそれが起きると、作業が止まってしまうだけでなく、糸そのものにも負担がかかります。

 

② 引き込みのテンションが変わるから

もう一つは、山と谷になる位置で、引き込みのテンションが変わってしまうこと。 紡ぎ車は糸を自動で引き込んで巻いてくれるのが便利なところですが、その分、糸には常に一定の力がかかっています。

山と谷の地点ではその引き込みの力が変わり、紡ぎ車側の微調整が必要になってしまいます。 できるだけ一定のテンションで紡ぎ続けたい。 撚りの強さも揃えたい。 そのためにも、巻き方を平均的に保つことが大事かなと思います。

左)購入した時のおまけの羊毛を嬉しくて何も考えずに紡いだ時の画像

この画像で分かっていただけるか…図解作成が難しい💦山の位置で巻いている時より、谷の位置、芯に近い位置で巻いている時の方がテンションが大きい、引き込みの力が強いです。糸を巻いて積みあがっていくうちに、径がおおきくなるにつれて、弱くなるので、ブレーキの調整をします。。言葉で説明するのも難しい💦ご意見お待ちしております。

 

この“テンションの話”は、もう少し続きがありますので、次回また書いていきます。


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足踏み式紡ぎ車のボビンの巻き方について

🍁動画のナレーションを再構成した記事です

私のボビンへの糸の巻き方は、少し独特かもしれません。 ボビンを立てたときの上下、いわゆる“壁”の部分には、あまり糸を寄せて巻かないようにしています。

というのも、綛上げの際に、この壁に糸が当たって擦れるのが気になってしまうから。 特に、立てた時に下側になる方。綛枠と高さを合わせて気をつけてはいるものの、ふとした拍子に触れたり、気づかないまま擦れ続けたりすると、糸にとってはよくありません💦 そのため、安全策として、できるだけ下にする方の端に寄せずに巻くようにしています。

綛上げの時の位置

 

綛上げのときも、ボビンを回転させる角度や高さに気を配り、ボビン上下の壁?に当たらないようにセットしています。

ボビンを縦ではなく横にして綛上げするほうがリスクは少ないのかもしれませんが、私は紡ぎ車のボビン収納に“立てたまま”綛上げしているので、それに合わせて巻き方も今の形に落ち着いています。

道具の使い方や癖は人それぞれですが、糸を傷めないための工夫も、私なりの方法を続けています。


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